●バーベナの花
<小花が好きですが、バーベナは丈夫で、かわいい花です。土を這うようにして広がっていきます。濃いピンク色がかわいい>
雨の日にはいつも思い出すことがある。そして、「雨の日にはエスカレーターに気をつけよう!」私は、声を大にして、言いたい。
これまでエスカレーターで、転んだり滑ったりした事はないし、何にも考えた事なんてなかった。そんな雨のある日、事件は、起こった。一昨年前、私はエスカレーターで滑ったんだ。なんとも、どじな話だ。
千葉のそごうの地下に入るエスカレーター(外から室内に下りて行くエスカレーター)に乗った途端、一番下まで転げた。なんていうこと・・・一瞬の出来事だった。でも、ダメージはすごかった。体中が青タンになった。背中は特にひどかった。雨だからと、わざわざ、いつも履いている靴はやめてトレッキングシューズのような物を履いて、出かけた。
それなのに、すべった。しかも、始めの一歩目で、つるっと・・・まるで、バナナに滑ったみたいに、右足が注に浮いた。次の瞬間、背中がドッスンとエレベーターの何段かめに叩き付けられて、しかも、エスカレーターの階段の角が確かに背中に当たった。そして、そのまま、まっさかさまに滑ってしまうようにして落ちていった。
何度か抵抗して、手をついたけど止まらなかった!私は、始めの「ツルッ!」と、「ドッスン!」で、もうパニックっていた。「えっ?なに?」始めの「ツルッ!」は、足を置いた筈の地面がないような不安定感があって、まるで、誰かに紐で足をくくられて引っ張られたような感じ・・・そして、次の「ドッスン!」は、誰かに思いっきり刺されたような痛みがした、叩きつけられたかのような衝撃が走った。「うわぁ~どうしたんだろう!!なにが起こった?」
そして、滑っていく瞬間、やっと私は、落ちているんだと自覚した。突然にこんな事が起こると、頭が停止したようになる。声もでない。親切な方々が「大丈夫?怪我してませんか?」と私が放り投げたトートバッグ型の鞄の中身と、ノートやペンケースやポーチや携帯電話などこまごました物を拾ってくださった。バッグの中身は全部飛び出して四方に広がって落ちていた。すごい有様だ。
化粧ポーチの中身も悲惨な状況・・・新しく買ったファンデーションは、粉々、ほほ紅は容器があるが中身はなぜか入っていない・・・一番遠くまでジャンプして行った携帯電話は電池がどっかに飛び散って、かどがぼこぼこで、携帯のストラップは長崎で買ったランタンのガラス製だったが芯のみがまだ、くっついていた。
このストラップは気に入っていて、とても残念だと、後で夫に言ったら、「そんな事より、あんなところから落ちて、たいした怪我もしなくってよかったね?」と言われた。確かに、あんなところの上から下まで急速に落ちてしかも金属のでこぼこの上にバウンドしたのに、どこの骨も折れてなくてよかったと思っています。ハイ!それに、思い出すたびにぞっとしているので、エスカレーターに乗る初めの一歩は慎重にしている。しかも、手すりにつかまったりするようにした・・・そうだ、これが原因だ!手すりにつかまっていれば、すべっても下まで転げる事はないかもしれない。
少し冷静になると、背中と首と手首とひじとひざとがずきんずきんと痛くなってきた。背中を強く打ったので、胸も痛い気がした。次の日は目の下に黒いくまが出来てパンダのようになった。しかも、滑った瞬間、体にぐっとおもいっきり力が入ったので、体中が筋肉痛のようだった。まるで、誰かと戦った後か、交通事故の後みたいだった。