映画の内容とは関係がないけど、なぜか気になるシーンや、忘れられない場面・・・があります。それで、お気に入りのシーンを真似してみたり、結構、影響されたりしているんです。
古い映画で、ダスティン・ホフマン主演の「クレイマー・クレイマー」のワン・シーン。
お母さんが出て行ってしまい、朝、お父さんと子供とで、キッチンで朝ごはんを作るシーン。子供がすごくかわいい。そこで、作るのが、「フレンチトースト」。今まで、家で作ったことがなかったので、子供が、卵と牛乳の入っているボールに、食パンをぽんと入れるのを見て、「えー、おいしそう。今度作って見よう」と思ったのを、覚えています。とても感動する映画でビェービェー泣いた記憶があります。なぜかそのシーンは印象的で忘れられないです。
家では、いまや休日の朝ごはんは、「フレンチトースト」が一番人気で、そのルーツは「クレイマー・クレイマー」だったんですね。
そして、マコーレ・カルキンがかわいい「ホーム・アローン」では、それこそ、内容には、まったく関係ないシーンが忘れられません。
屋根裏部屋?で、お父さんが自分のズボンをアイロンかけているシーン。パンツ姿で一生懸命にかけている姿は結構かっこよかったです。私の小さい頃は、「アイロンかけはお母さんの仕事」と思っていたし、家でもそうだったから。多分、日本では、まだまだそういう風潮かもしれないしね。主婦の嫌いな家事ベスト3にいつも入っているくらいだし、私もあまり好きではないのでいつもたまってしまって・・・。
お父さんがアイロンかけているのには、ほんとにびっくり。自分の物は自分でかける的な考え方に感動したのを覚えています。単に、アイロンかけが嫌いなこともあったけど、自分の物くらい自分でかけろよ!と思ったこともなかったので、衝撃的でした。そして、そのアイロン台にも感動。なんと立ってかけるアイロン台だったのです。今でこそ、いろいろなアイロン台があるけど、立ってかけられるアイロン台は見たことがなかったから、すごくいいなと思いました。
そのアイロン台がほしくって、わざわざ、探しに買いに行きました。そして、夫にもアイロンかけを教えてあげることにしました。夫は、アイロンなんてかけたことがなかったので、教えるのは、とても忍耐のいることでした。そして、今ではとても上手にかけることが出来るようになりました。すごい!
中には、「そんなこと男にさせて、かわいそう」という意見の人も、まだまだ日本にはたくさんいます。でも、私は、今はそうは思いません。なんでも自分のことは自分で出来る自立した人こそすばらしいと思うし、すてきです。
仕事ばっかり出来ても駄目です。ちゃんと、いろいろなこともやらないと、発想とかも貧困になってきちゃいますよ!アイロンかけは別物ですよ。忙しくってもアイロンくらいかけられます。また、気分転換にもなるし、アイロンは、かけられるようになるし、男がアイロンかけたっていいんだと思います。私は、いつもそんなことも力説して、夫にも、協力してもらいました。
家では、パパがTVの横で立って、自分のワイシャツにアイロンをかけていると、「あれっ?おやじ出張?」と子供が聞いてくる。「そう、2泊だから3枚かけてんの」 と、夫はアイロンかけながら答えている。私はソファに座って、横でお茶を飲みながらTVを見ているという、とてもほほえましい風景です。
前は、時々気になって気になって、口を出したり、手を出したりしていて、「私がかけたほうが早いわ」と思っていました。でも、そこをぐっと我慢して・・・しかし、最近はすごく上達したので、まったく気にならなくなった感じです。夫も、日常的に難なくこなせるようになって来ました。これってすごいな・・・これも映画のお陰ですよね。