夏の思い出
●夏のヒマワリ
<東大グランドの弊のところに咲いているヒマワリです。太陽を沢山浴びてこんなに大きくなりました!>

夏休みになると、山や海に行く機械も増え、水の事故や遭難事故などが多くなる。遊びに夢中になったりして、周りが見えなくなると、危険が迫っていても気が付かなかったりするので、注意が必要だ。
私も以前、OL時代に、海で流されて死にそうになった事があるから、なんとなく分かる。ハッと、気が付いたら、陸が見えなかった・・・あの時はほんとに怖かった。
私と、Yちゃんは、全日空スカイホリディのツアーで貰った浮き輪のような物(大きくって、イスの形になっている)に寝そべって、海の中で、どこまでも青い空を見上げていた。「なんか気持ちいいね~」「ほんと!吸い込まれそうだね・・・」と気持ちよくプカプカ浮いていただけなのに、気が付くと随分流されていた。
「ねぇ、陸が見えないよ、どうしよう!」「ほんとだ、気が付かなかったね!」どっちに行けばいいのかな?」と私たちはパニクッた。慌てた!まるで、方向が分からないので困っていると、少し向こうに船が見えた。
船まで近いように見えたけど、結構遠かった。私たちに気が付かないと困るので、私たちは声を振り絞って叫んだ。見捨てられないように!近くまで行って見ると、その船の人が声を掛けてくれて船の上で私たちを休ませてくれた。
この船は、ここ辺にいかりを下ろして漁をしているところだったので、動けないらしい。そこで、漁師の方に帰り方を聞いた。「陸に行くには、この流れに逆らうとたどり着けないから、遠回りでもこっち方向に行ってみなさい。30分も泳ぐと陸が見えるからね。」
「陸が見えてからも、陸に向かって一直線には行かないで、そのまま並行に泳いでいくと陸にたどり着くよ」真剣なアドバイスの間中、Yちゃんは、泣き通し。「ちゃんと聞いてて!」と声をかけたが、効果はなかった。
浮き輪も、流されやすいからと、空気を抜かれた。果たして泳いで帰れるのだろうか?とすごく不安だった。すると、漁師の人たちが最後に声を掛けてくれた。「気をつけて帰りナよ!この辺は小さいサメが出るから、あまりバシャバシャやってはだめだよ!」えっー!サメが出るの?・・・おぉージョーズ!
最後の言葉は聞かないほうがよかったような気がした。Yちゃんは、いっそう泣きじゃくり、私は必死にYちゃんを抱えて引っ張りながら泳いだ。泳いだというか、流されていた。「陸に着くまでがんばろうね!」と、相棒を励ましながら!
サメの恐怖はすごかった。「ねぇ、ハムコ、サメが来たらどうしよう!」と私にすがるYちゃん、私もサメが大嫌いだったから、「水面でバシャバシャ禁止ね!それから泣くのも陸に上がってからね!」と決めて泳ぐ事に専念した。
私があんなに勇敢だったのはあの時が最初で最後のようなものだ。あの時のYちゃんは最悪だった。私の足を引っ張るべく、泣きじゃくって、水を大量に飲んだ、緊張のあまり足がつった、おまけにあきらめかけた・・・
とにかく、サメにもあわずに、無事に陸に着いた時には夕方になっていて、歩いて皆のところまで帰るのに30分くらい砂浜を歩いた。海の警備員の方にこっぴどく注意され、友人達にも叱られる間中、Yちゃんは泣き通し、私は謝り通し。でも、助かって本当によかった!あきらめないでよかった!
夏になると、この時の事をよく思い出す。泣きまくった友人の顔と、背筋が寒かった事と陸が見えた時のうれしさを・・・
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